
- 夏は京都ほど暑くないって本当?
- 冬は雪が多くて寒い?
- 県内でも住みやすい地域は違う?
滋賀県は同じ県内でも、北部と南部で冬の気候が大きく異なります。この記事では、県南部に7年間住んでいる体験とデータをもとに、滋賀県の気候の特徴をわかりやすく解説します。
地域によって特に冬の気候が大きく異なる
滋賀県の気候は、地域ごとに大きく以下の3つに分かれます。
- 県北部(長浜市・米原市など)
日本海側気候。冬は積雪が多く、スタッドレスタイヤは必須。 - 県南部(大津市・草津市など)
太平洋側気候に近く、京都・大阪と似た気候。雪は比較的少なめ。 - 山間部(信楽町など)
標高が高く、夏はやや涼しいが冬は冷え込みやすい。
冬場は近江八幡市より北部の地域であればスタッドレスタイヤが必須
滋賀県は北部と南部で冬の気候が大きく異なります。北部は日本海側気候、南部は太平洋側気候として分類されるほどです。
近江八幡市付近が境目になり、それより北部の彦根市や米原市では冬は大雪になることがしばしばで北国のような気候になります。
そのため冬場は近江八幡市より北部の地域であればスタッドレスタイヤが必須となります。
南部の地域では京都や大阪のような気候
逆に大津市や草津市はあまり大雪になることは少なく、信楽町などの山間部を除く南部の地域では京都や大阪のような気候です。
例えば草津市にいて雪が全然降っていないのに大量に雪が付いた車が走っているというような光景を毎年見かけます。同じ日でも大雪の地域とほぼ降らない地域が近いためです。
琵琶湖のおかげで京都ほど夏は暑くない
夏場は湖の水が空気を冷やす
滋賀県は京都と同じく盆地に位置していますが、夏の暑さは京都よりも和らいでいます。
涼しさの秘密は琵琶湖が周辺地域の気候に大きく影響を与えており、夏場は湖の水が空気を冷やす効果を発揮し、比較的快適な気候になります。
冬場は湖の水が気温の急激な低下を和らげる
また、冬場は湖の水が気温の急激な低下を和らげ、寒冷な季節も比較的快適にしてくれます。これらは水の熱伝導率によるもので、湖は冷えにくく温まりにくい性質となっているためです。
とはいえ真夏や真冬はそこそこ暑く、寒くなるため住んでいるとそこまで琵琶湖の恩恵を感じないかもしれません。
湖陸風が吹く
また、夏の昼には琵琶湖で冷やされた空気が陸に吹き、夜には陸が早く冷えるため陸の空気が湖に流れ、山側からの涼しい空気が陸に流れるという現象もみられます(下図)。海陸風は他県でもありますが、琵琶湖なので湖陸風と呼ばれております。

年間降水量は1804mmで全国26位(2021年)となっており比較的少ない
降水日数は全国平均よりも多い
滋賀県の年間降水量は1804mmで全国26位ですが、降水日数は126日で全国13位※となっており、一回の雨量は少ないですが、降水日数は比較的多くなっております。
しとしと降る雨が多い印象
住んでいた鹿児島と比較して大雨の日は少なく、しとしと降るような雨が多い印象です。頑丈な傘よりも折りたたみ傘を携行したほうが良いかもしれません。
※出典 GraphToChart. 「降水日数(年間)の日本全国ランキング(都道府県別)」. 最終更新:2023-04-01. https://graphtochart.com/japan/world-yearly-rainy-days2.php,(参照日時:2023-10-26)
年間平均気温は低めで、比較的涼しい県
滋賀県の年間平均気温は15.7℃(全国31位・2021年)で、全国的に見るとやや涼しい県です。
冬の寒さは北部・山間部が影響
平均気温が低めなのは、冬場の北部地域や信楽町などで、最低気温が0℃を下回る日が多いためと考えられます。
一方、夏の気温は県内で大きな差はなく、信楽町など標高の高い地域では、平地より2〜3℃ほど低く感じることがあります。
一年を通して快適に過ごせるのは大津市や草津市の県南部
実際に住むことを考えると、大津市・草津市周辺の県南部が最もバランスが良いと感じます。
冬場の積雪が少なく、夏も京都ほどの厳しい暑さになりにくいため、滋賀県への移住を検討している方には、特におすすめしやすいエリアです。
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まとめ|滋賀県は地域選びで住みやすさが大きく変わる
- 県北部(長浜市・米原市など)は冬の寒さと積雪が厳しい
- 夏は琵琶湖の影響で京都より涼しく感じる日が多い
- 大津市・草津市などの県南部は、年間を通して比較的住みやすい
- 信楽町や北部地域では冬用装備が必須
滋賀県は「一つの県」という一括りでは語れないほど、地域によって気候が異なります。
移住やを検討する際は、必ず地域ごとの気候差を意識することが大切です。
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