・鹿児島県に住むならどこがおすすめ?
・街の特徴を知りたい
・住んでみるとどんな感じ?
という方に向けて参考になるように、鹿児島県内で比較的交通の便が良く栄えていて住みやすいと思う地域について、5年間住んでいた経験をもとにまとめました。
姶良市
姶良市は鹿児島中央駅から北東へ約20kmほどに位置する、人口約78,000人(2023年1月時点)の市で県内第5位の多さです。
面積は231.3km2で県内第17位のため県内では人口密度は比較的高いです。
鹿児島市のベッドタウン
鹿児島市中心部まで約30分
姶良市はJRの日豊本線の駅が5駅あり、中心部に近い帖佐駅から鹿児島中央駅までは電車で約30分、車でも約30分のため鹿児島市へ通勤している人も多いです。
電車は1時間に1~2本程度と少な目なので注意が必要です。
家賃が安い
また、鹿児島市の1LDK,2K,2DKの平均家賃約6.2万円に対して姶良市は約4.5万円※と比較的家賃が安いことからもベッドタウンとして人気です。
※ホームズ「鹿児島県の家賃相場情報」より:https://www.homes.co.jp/chintai/kagoshima/city/price/ 2023/12/13時点
鹿児島市までの道路の混雑に注意
通勤の時間帯や土日の休日は鹿児島市に入る仙厳園付近の道路が混みやすく、鹿児島市への車移動は時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
ほどよく栄えている
休日のショッピングはイオンタウン姶良
姶良市内を通る国道10号線沿いには飲食店等が立ち並び、その中はイオンタウン姶良もあります。
イオンタウンとしては大きめで、映画館もあり専門店街も多いので休日のショッピングスポットとして人気です。
他の大きな買い物場所は市内に無い
大きなショッピングスポットであれば鹿児島市内に行くことが多くなるかもしれません。
自然が近い
車で20分程度で自然豊かなスポット
姶良市には桜島を臨む重富海水浴場や、日本の滝百選にも選ばれた龍門滝、キャンプやハイキングができるさえずりの森や住吉池公園、姶良市が一望できる山の上にある高岡公園など、どこも車で20分程度で行くことができる自然豊かなスポットが多くあります。
温泉地の霧島市にも近い
また、霧島連山のある霧島市にもアクセスしやすいため休日日帰りで登山をして温泉に入って帰るといったことも気軽にできます。
桜島に近いので火山灰の影響あり
姶良市は鹿児島市ほどではないですが、桜島に近いためたまに火山灰の影響を受ける地域にもなっております。
鹿児島市
鹿児島市は九州新幹線の終着駅である鹿児島中央駅がある、人口約590,000人(2023年4月時点)で県内1位の人口の多さです。
面積は547.6km2で県内3位の広さです。
県内で最も栄えている
九州でも有数の繁華街がある
鹿児島市内では鹿児島中央駅を中心として周辺に多くのビルなどが立ち並び、路面電車も走っております。
駅から東側に路面電車で約10分、徒歩約20分の場所にある天文館は九州でも有数の繁華街です。
天文館は名物グルメがたくさん
天文館にはかき氷の白くまで有名なむじゃき、黒豚しゃぶしゃぶのあぢもり、鹿児島ラーメンの豚とろ、こむらさき、小金太など、鹿児島ならではのグルメが味わえるお店やカフェ、雑貨屋、居酒屋が豊富で昼夜問わず多くの人が訪れています。
栄えている分交通量も多い
天文館以外にも鹿児島市内にはショッピングスポット等が点在しており、土日はどこも混みやすく、交通量も多いです。
自然も割と近い
車で40分程度で自然豊かなスポット
鹿児島市は都心から少し離れただけで自然豊かなスポットが多くあります。
鹿児島市内には桜島を臨む磯海水浴場や、キャンプやハイキングができる八重山、鹿児島市が一望できる城山公園展望台など、どこも車で40分以内で行くことができます。
桜島がすぐそこ
桜島の麓にも桜島フェリーで15分とアクセスしやすく、車の運賃が2,000円前後、乗船料は1人200円程度で東側の大隅半島へも日帰りで行くことができます。鹿児島市は桜島に近い分火山灰の影響を受けやすいのが難点です。
少しドライブすると温泉地が点在
鹿児島市周辺に温泉も点在しているため休日ドライブや遊んだあとに温泉に入って帰ることもできます。
交通手段が豊富
鹿児島中央駅を起点に各地へ行ける
鹿児島市内は交通機関の種類が豊富で、熊本に行く際は鹿児島中央駅から新幹線、薩摩川内・霧島・指宿方面に行く際はJR在来線、市内の中心部を移動する際は路面電車(市電)やバス、桜島に行くならフェリーがあります。
中心部であれば車なしでも快適
車が無くても移動手段の選択肢が多いので駅やバス停の近くに住んでいると生活にあまり困らないかもしれません。
中心部から離れると車必須
ただし、大隅半島や北薩地域、川辺・南さつま方面へ行く際は車が必須です。
霧島市
霧島市は観光地である霧島神宮、霧島温泉などがある、人口約124,000人(2023年4月時点)で県内2位の人口の多さです。
面積は603.2km2で県内2位の広さです。
温泉が多い
街の至るところに温泉
霧島市内には霧島温泉郷、霧島神宮温泉郷、日当山温泉郷、妙見・安楽温泉郷があり、至るところに温泉があります。
休日は毎週温泉に行っても選択肢が豊富なため飽きることがなく、温泉好きな方にはとてもおすすめできます。
どの温泉も近いところにある
ほとんどの温泉は霧島市内中心部から車で40分以内で行くことができ、近くに様々な温泉があるのも魅力の一つです。
車での移動がおすすめ
バスなどの交通機関もありますが、本数は少ないため車で行くことをおすすめします。
自然が近い
キャンプや登山も近場で楽しめる
霧島市内には温泉はもちろん、桜島を臨む海水浴場とキャンプ場のある国分キャンプ海水浴場や、登山ができる霧島連山、観光スポットの犬飼滝や丸尾滝、市の中心部である国分・隼人地域が一望できる城山公園など、海にも山にもアクセスでき、自然豊かなスポットが多くあります。
雄大な絶景もあり
特に高千穂峰からの景色や霧島温泉郷から霧島神宮にかけてみることのできる景色はとても雄大で絶景のため晴れた日に行くことをおすすめします。
火山灰に注意
また、姶良市、鹿児島市同様桜島に近いためたまに火山灰の影響を受けます。さらに霧島連山の新燃岳の火山灰の影響を受けることもまれにある点に注意です。
空港が近い
空港までバスで30分程度
霧島市内中心部から鹿児島空港までは車やバスで30分程度と比較的近く、アクセスが良いです。
空港は標高約272mの位置にあり、日本の空港では4位と比較的高い位置にあります。
空港から鹿児島の離島など、各地に行くことができる
鹿児島空港からは奄美大島、屋久島、種子島など、県内の離島へ向かうことができる飛行機や、神戸、伊丹、関西空港の関西方面、羽田、成田空港の関東方面、さらには沖縄、福岡、愛媛、愛知、静岡県方面へも飛行機が就航しております。
👇鹿児島の離島情報、アクセス方法をまとめております。
鹿児島県の離島の一覧と行き方まとめ(有人島26島)
国際線もあり
また、国際線も就航しており、韓国、台湾、上海、香港方面へ行くこともできます。
北海道への直行便は無い
個人的には2024年現在、北海道への直通便が無いことが残念ですので今後路線ができると良いなと思っております。
まとめ
・姶良市は鹿児島市のベッドタウンとして栄えており、鹿児島市までは電車および車で約30分で行くことができ家賃は比較的安め
・鹿児島市が県内で最も栄えており、路面電車、フェリーなど交通手段が豊富で繁華街にも行きやすい
・霧島市は温泉が多く、自然豊かな街の印象。空港へのアクセスも良い
・火山灰の影響を多少受ける点に注意
もっとアクセスが悪くても大自然の中で暮らしたいという人や地元の人とのつながりを大事にしたい人にとっては県北部の薩摩川内市、南部の指宿市といった地域もおすすです。
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