・滋賀県って住むとどんな感じ？
・住みやすいところ、住みにくいところって何？
という方に向けて参考になるように書いております。実際に県南部に6年間住んでいる経験をもとに県の印象等についてまとめました。
滋賀県の住みやすいところ
京都や大阪など、他府県に移動しやすい（県南部）
京都、大阪へのアクセスが非常に良い
JR沿線付近の南部地域（大津市～近江八幡市）であれば京都、大阪へのアクセスが非常に良いと思います。
県庁所在地である大津市の大津駅からなら新快速電車で京都駅まで約10分、大阪駅まで約40分です。
東西南北どこへでも旅行に行ける好立地な県
また、京都府、三重県、岐阜県、福井県と隣接しており、奈良県、兵庫県、和歌山県へも1時間～2時間あれば行くことができるため、東西南北どこへでも旅行に行くことができ、旅行先の選択肢が豊富に感じます。
なお、新幹線の駅は東部の米原駅のみとなり、のぞみ号が停車しないため地域によっては京都駅へ行ったほうが近く、早く目的地に着く場合もあります。
琵琶湖や山が近く、自然が豊か
琵琶湖周辺地域でキャンプやマリンスポーツが楽しめる
琵琶湖周辺には海水浴ならぬ湖水浴ができる近江舞子中浜水泳場やマキノサニービーチなど、ビーチやキャンプ場が湖の西側に点在しています。
海無し県ですがマリンスポーツを楽しむことができ、湖なので海水のべたべた感がないという大きなメリットもあります。
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琵琶湖周辺だけでなく山間部も魅力的
滋賀県は山に囲まれた地形であり、西側には延暦寺で有名な比叡山、東側には日本百名山の伊吹山で登山なども楽しめます。
冬場はびわ湖バレイ、グランスノー奥伊吹といったスキー場があり、ウインタースポーツも楽しめるため、一年中アウトドアの趣味を楽しむことができます。
自然災害が少ない
台風はほぼ直撃しない
滋賀県は台風が直撃することほぼありません。直撃したとしても地形、位置的に県を通過する頃には台風の勢力は弱まっており、大きな被害を受けるリスクは少ないです。
地震や津波のリスクが小さい
地震も他県に比べて比較的少なく、内陸県のため津波の被害もほぼないと考えられますので安心して暮らしやすいと思います。
ただし、冬場の米原市、長浜市、高島市などの北部地域は大雪に見舞われることもあり、災害リスクはゼロではないため備えは必要と思います。
滋賀県の住みにくいところ
車が必要
駅から離れると移動手段がほとんどなくなる
基本的に生活には車が必要と考えられます。JR等の沿線地域であればある程度移動はできますが、駅から離れると移動手段がほとんどなくなります。
バスもありますが範囲が限られているのと本数が多くないので移動できる場所が限られます。
車無しで生活するならJR琵琶湖線の新快速が停車する駅周辺
車無しで生活しようと思えば徒歩圏内に駅とスーパー、病院等がある地域を選ぶことをおすすめします。
滋賀県ではJR琵琶湖線の新快速が停車する駅（大津駅、石山駅、南草津駅、草津駅、守山駅、野洲駅、近江八幡駅、彦根駅など）の周辺であれば徒歩圏内で生活に必要なものが揃うと思われるため車無しでも不便さを感じにくいかもしれません。
名物グルメが少ない
近江牛が有名だが普段は食べない
個人的な印象ですが、滋賀県には名物グルメが少ないと感じます。近江牛が代表的ですが、ブランド牛のため高額で普段そんなに食べることができません。
メインの名物としては弱い
また、鮒ずしや赤こんにゃくといった食べ物もありますが、それぞれ珍味と単品具材のためメインの名物としては弱いです。鮒ずしはクセが強く、赤こんにゃく自体には味があまりないです。
全国的にまだ知られていないグルメはある
ちゃんぽん亭の近江ちゃんぽん、クラブハリエのバウムクーヘンは個人的に好きなのでもっと名物グルメとして広まってほしいと思っています。
空港が遠い
最も近い空港でも1時間半はかかる
滋賀県には空港が無いため他府県へ行くしかありません。最も近い空港は大阪府の伊丹空港であり、大津駅から電車とモノレールで約1時間半、京都駅まで電車、バスに乗り換え約2時間弱かかります。
大津駅から遠い地域であればさらに時間がかかります。
遠いが空港の選択肢は豊富
滋賀県の周りには大阪府の伊丹空港、関西空港、兵庫県の神戸空港、愛知県の中部国際空港があり、空港の選択肢が豊富なのはメリットと感じます。
また、電車やバスではなく車であれば伊丹空港まで1時間ほどで行ける地域もあります。
まとめ
・滋賀県にしかない琵琶湖がもたらす自然環境や豊富なアウトドアスポット、大阪や京都等へのアクセスのしやすさ、災害リスクの少なさがほかの県にはあまりない魅力で住みやすいと感じる
・「ほどよい田舎」ならよくある車が必要といった住みにくい点はあるものの、他の県にもあてはまる部分があるので許容範囲という印象
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