・鹿児島県に住むメリットデメリットは何？
・実際に住んでみるとどんな感じか知りたい
という方に向けて参考になるように、鹿児島県の住みやすいところ、住みにくいところを実際に5年間在住した経験をもとにまとめました。
鹿児島県の住みやすいところ
食べ物がおいしい
名物グルメが多い
鹿児島県の食べ物はおいしい名物グルメが多いです。黒豚しゃぶしゃぶ、さつま揚げ、うなぎ、しろくま、とんかつ、鳥刺しなど数多くあります。
ブランド肉が特においしい
鹿児島県は「和牛オリンピック」で全国1位になるなど、畜産業が盛んです。「黒牛」「黒豚」「黒さつま鳥」など黒にちなんだブランド肉が特においしく、直営店で比較的安く買うこともできます。
海の幸も豊富
海に面している県ですのでお肉だけでなく海の幸も豊富でおいしいものがたくさんあります。養殖業も盛んでブリ、カンパチ、ウナギは生産量全国1位です。
ローカルチェーン店も魅力的
また、そば茶屋吹上庵、回転寿司めっけもん、とんかつ竹亭といった安くておいしいローカルなチェーン店も多いです。
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鹿児島県のおすすめローカルチェーン店4選
温泉が多い
源泉数は全国2位
鹿児島県は温泉が多く、大分県に次いで源泉数は全国2位の多さです。
魅力的な温泉地が県内に点在
硫黄泉の多い霧島温泉、砂蒸し風呂が有名な指宿温泉、古くからの歴史がある紫尾温泉、家族風呂の多い日当山温泉など、古くからの温泉地や新しい施設が増えている温泉地、場所によってさまざまな温泉を楽しむことができます。
県内に広く分布しており、山奥の温泉地も多いので車はほぼ必須です。
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山や海が近く、自然が豊か
観光や登山で人気の山が多く、アクセスも良好
鹿児島県は中央に桜島、北部に霧島連山、南部に開聞岳などがあり、観光や登山で訪れることのできる山が近くにあり、車で気軽に行くことができます。
大きなキャンプ場や釣りスポットが点在
また、岩屋公園キャンプ場、くにの松原キャンプ場、霧島高原国民休養地などといった大きなキャンプ場が県内の至る所にあり、県外から訪れる人は比較的少ない印象のためのびのびと楽しむことができるのではないかと思います。
さらに海も近いため釣りや海水浴等もでき、アウトドアな人であればいろいろな楽しみ方ができます。
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鹿児島県の住みにくいところ
火山灰が降る
噴火した際の風向きに注意が必要
桜島周辺の地域は火山灰が降ります。そのため桜島が噴火した際は風向きなどから予測される降灰予報を気にしなければなりません。
噴火した場合、特に桜島に近い鹿児島市は風向きによってかなりの量が降るため、視界も悪くなり交通にも影響がでるほどです。
鹿児島空港方面に火山灰が降る場合、飛行機が欠航することもあります。
洗濯、洗車が大変
洗濯物に付くと落ちにくいですし、車に付いても洗車が大変です。スポンジなどで擦ると傷がつくのも厄介です。また、火山灰を処理する専用のごみ袋もあります。
案外慣れる
移住した最初は戸惑いますが、意外と慣れるもので、噴火した情報が入った場合は風向きと降灰予報を確認し、洗濯物を外に干さないようにしたり、不要な外出を控えるようにしたりしてやり過ごします。
車が必要
鹿児島市中心部以外は移動手段が少ない
基本的に生活には車が必要と考えられます。鹿児島市の中心部であれば路面電車もあるのである程度移動はできますが、それ以外の地域は移動手段がほとんどなくなります。
鹿児島中央駅付近や市電の駅付近であれば徒歩圏内で生活に必要なものが揃うと思われるため車無しでも不便さを感じにくいかもしれません。
徒歩圏内に駅やスーパー、病院等がある地域であれば車無しでも生活できる
バスもありますが本数が少ないなど制限があります。車無しで生活しようと思えば徒歩圏内に駅やスーパー、病院等がある地域を選ぶことをおすすめします。
台風が頻繁にくる
台風のコースに注意
鹿児島県は他の都道府県以上に台風のコースに注意が必要です。
沖縄、奄美大島などの島を通って鹿児島本土付近までくるコースが多く、たどり着くまでに大きな陸地もないので勢力を保ってくることが多いと思います。
休校や会社の休みが毎年のようにある
夏から秋にかけては台風による交通機関の乱れや学校、会社の臨時休みがときどきあり、外出を控えなければならなくなることもあります。
まとめ
・鹿児島県は活火山が生んだ温泉や食べ物の恵みがある
・自然が豊かでキャンプや釣りなど楽しめる
・火山灰の被害を受けやすく、慣れるか、影響の少ない地域に住むしかない
・鹿児島市の中心部以外の移動はほぼ車が必要
・立地的に台風が来やすい
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