
- 京都へ日帰りひとり旅に行きたい!
- モデルコースは?
- 一人旅の雰囲気を知りたい!
という方に向けて参考になるように、滋賀居住歴7年の経験と一人旅好きの筆者が実際に日帰りで京都に行ったときのコースを詳細に紹介します。
京都駅発着の日帰りモデルコース
コースの特徴
今回は京都駅発着で、祇園町周辺を中心に観光しました。バスは混むので基本的に電車と徒歩で移動し、観光客が少ない早朝から行動して夕方前に帰るコースです。
7:00 京都駅
京都で朝食を食べるために朝早く出発しました。また、この時間であれば日中よりも人が少なく快適に移動できるのもメリットです。
7:20 イノダコーヒー本店

京都市営地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で降り、5番出口から歩いて向かいます。京都で有名な喫茶店「イノダコーヒー」は地元の人が多く通う老舗純喫茶で、豪華で美味しい朝食とコーヒーが味わえます。

店内に入ると高級感漂うレトロな雰囲気で席数も多くあり広いです。土曜日の朝7時半だと7割くらいお客さんがいました。店員さんもピシッとした格好で、一人客でも丁寧に案内してもらえました。ハム、スクランブルエッグ、サラダが乗ったプレートはどれも美味しくこだわりが感じられました。クロワッサンも表面サクッと、中はしっとりしておりバターが香り美味しかったです。イノダコーヒーでは、砂糖とミルクを入れてコーヒーを提供することが定番です。最初は別で提供してもらったのですが、確かに砂糖とミルクを入れた方がマイルドになり美味しくなりました。普段ブラックコーヒーが好きな方もぜひ試してみてください。
8:30 鴨川周辺を散歩

早朝に鴨川沿いを散歩すると、日中とは違った光景が楽しめます。観光客が少なく、ゴミ拾いなど清掃をしている方を多く見かけ、景観を保つために人知れず努力されている街の人々の姿を見ることができました。
9:00 「挽肉と米 京都」の予約

朝ごはんを食べてすぐですが、お昼ご飯の予約を行いました。「挽肉と米」は吉祥寺、福岡、渋谷に店舗をもつハンバーグのお店で、人気店のため予約が必須です。予約方法は店頭記帳とWeb記帳の2種類あり、店頭記帳は毎朝9時からでちょうどいいタイミングだったので今回は店頭記帳をしました。土日は朝の部(8:00-10:00)もやっており、この日は土曜日でしたが9時の時点で満席でした。朝からハンバーグを食べている姿をみて、すごいなぁと驚きながら記帳しました。
9:30 八坂神社


「挽肉と米」から歩いて8分ほどで到着します。八坂神社は創建656年とされ「スサノヲノミコト」を祀っております。境内に入ると祇園の町の賑やかさとは違った荘厳な雰囲気が感じられました。朝はまだ観光客も少ないので落ち着いて参拝できました。
9:45 円山公園

円山(まるやま)公園は八坂神社のすぐ横にある京都市最古の公園です。桜の名所としても知られ、敷地内中央の大きなしだれ桜は存在感がありました。日本庭園を眺めながらベンチでゆっくりするのもおすすめです。
10:00 知恩院
三門

知恩院(ちおんいん)は法然上人ゆかりの地に建立された、800年以上の歴史を持つ浄土宗の総本山です。入り口の「三門」と本堂の「御影堂」は国宝となっており、どれも大きさに圧倒されました。

門をくぐった先にある階段も大きく、結構登るのがきついです。階段以外の方法だと、三門の右側にある道路から徒歩で坂道を登ることで御影堂まで行くことができます。また、三門前にシャトルバス乗り場があり、足腰の悪い方でも御影堂前まで行くことができるようになっておりました。
御影堂(みえいどう)

本堂である御影堂は国宝で、現存の建物は1639年徳川家光により再建されたものです。非常に大きく荘厳な雰囲気が感じられます。また、この日は10:20から日中法話が御影堂内で行われておりました。総本山知恩院布教師による法話はわかりやすく、日々の生き方について改めて大事な気づきをもらえる内容でした。ほぼ毎日行われてるので、日中法話の時間に合わせて訪れることをおすすめします。
鶯(うぐいす)張りの廊下

知恩院の七不思議の一つである鶯張りの廊下は、歩くとうぐいすに似た音が鳴ることから名付けられており、忍びの侵入を検知する役割があったとされております。御影堂につながる廊下の各所で聞くことができ、他では聞けない不思議な音でした。他にも御影堂正面右手側にある「忘れ傘」など、知恩院の七不思議を探すだけでも見どころが多くありました。
11:15 お昼ご飯(挽肉と米 京都)

事前に予約した時間に訪問します。基本メニューは1種類のみで、ハンバーグ(90g)3個とご飯、味噌汁、生卵、大根おろし、薬味・漬物(セルフ)が付いてます。

ハンバーグは店員さんがいいタイミングで2個目、3個目を追加してくれました。

オリジナルのタレをかけた卵かけご飯も絶品です。ご飯と味噌汁はおかわり無料なのでお腹っぱいまで食べることができました。
12:15 鴨川の河川敷で一休み

お腹いっぱいになったあとは鴨川の河川敷で一休みしました。近くの祇園辻利の店舗でグリーンティーを購入するのもおすすめです。甘みと苦味がちょうど良いバランスで、非常に美味しいです。
13:00 建仁寺

建仁寺(けんにんじ)は1202年に日本最古の禅寺として開山しました。俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」(高精細複製)、「潮音庭」「◯△⬜︎乃庭」「大雄苑」といった唯一無二の美しい禅庭園、さらに法堂天井画の小泉淳作「双龍図」など、見どころがたくさんありました。
15:00 京都駅
混雑する夕方前に帰宅します。建仁寺から市営地下鉄の四条駅まで歩き、京都駅へ向かいました。時間に余裕があれば道中の四条通りあたりでお買い物を楽しんでも良いかもしれません。
まとめ
関西圏から行く京都ひとり旅日帰りモデルコースを紹介しました。ひとりなので好きな時間に好きな場所でゆっくりできます。観光地を巡っても良いですし、カフェなどでゆっくりするのも良いと思います。京都はいつ行っても混雑しておりますが、早朝から予定を組み早めに帰ることで混雑する時間帯をなるべく避けることができます。
👇滋賀の日帰りモデルコースはこちら
【地元民おすすめ】滋賀県の日帰り観光モデルコース4選
👇滋賀の2泊3日のモデルコースはこちら
【地元民おすすめ】滋賀県の2泊3日観光モデルコース2選
コメント