
鹿児島の老舗温泉旅館を探すなら、指宿・霧島の名宿は外せません。
本記事では、鹿児島在住5年・県内の温泉地を巡ってきた筆者が、
「泉質」「歴史」「立地」「予約のしやすさ」の4軸で
本当におすすめの老舗旅館4選を紹介します。
・創業1879年、霧島最古の旅館
・砂蒸し温泉併設の指宿の代表宿
・料金3万円台〜10万円超まで目的別に選べる
楽天トラベル・じゃらん等へのリンクも設置しているので、気になる宿はその場で空室確認ができます。
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鹿児島の老舗温泉旅館の選び方【4つのポイント】
鹿児島の老舗温泉旅館は、大きく分けて「指宿エリア」と「霧島エリア」の2つに集中しています。泉質も雰囲気も異なるため、目的に合った宿を選ぶことが満足度につながります。
在住5年で県内の温泉地を巡ってきた筆者の視点から、旅館選びで押さえるべき4つのポイントを紹介します。
① 泉質で選ぶ|指宿は塩化物泉、霧島は炭酸水素塩泉が主流
鹿児島の温泉は、エリアによって泉質の傾向がはっきり分かれます。
- 霧島エリア:炭酸水素塩泉・硫黄泉が中心。肌あたりが柔らかく、美肌の湯として人気です。渓流沿いの露天風呂が多いのも特徴。
- 指宿エリア:ナトリウム塩化物泉が中心。海沿いらしい塩分濃いめの湯で、保温効果が高く冷え性に良いとされます。砂蒸し温泉もこのエリアならでは。
「温泉でしっかり温まりたい」なら指宿、「美肌目的・秘湯感重視」なら霧島が向いています。
👇鹿児島の温泉地・泉質についての記事はこちら

② 歴史・格式で選ぶ|100年超の老舗か、昭和の名宿か
今回紹介する4宿の創業年は、1879年(明治12年)〜1966年と幅があります。
- 明治創業の最古参:おりはし旅館(1879年)は霧島温泉の原点ともいえる宿。建物や温泉に当時の面影が残ります。
- 昭和の名旅館:指宿白水館・いぶすき秀水園・妙見石原荘は戦後創業ですが、いずれも皇室や著名人の宿泊歴を持つ格式ある宿。
「歴史ある建物の風情を味わいたい」なら明治創業、「設備の快適さと格式を両立したい」なら昭和創業の名宿が選びやすいです。
③ 立地・アクセスで選ぶ|空港重視なら霧島、観光拠点なら指宿
鹿児島空港からのアクセスを比較すると、霧島エリアの方が圧倒的に近いです。
- 鹿児島空港から車30分圏内:妙見石原荘、おりはし旅館(霧島エリア)
- 鹿児島空港から車90分以上:指宿白水館、いぶすき秀水園(指宿エリア)
旅行日程が短い・到着後すぐ温泉に入りたい場合は霧島、旅行日程が長く、桜島観光や知覧・開聞岳と組み合わせたい場合は指宿がおすすめです。
④ 料金と食事で選ぶ|2万円台〜3万円超、食事重視なら秀水園
料金帯と食事の傾向は宿ごとに差があります。
- 2万円台から泊まれる:指宿白水館、いぶすき秀水園
- 3万円〜のプレミアム帯:おりはし旅館、妙見石原荘
- 食事の評価が高い:いぶすき秀水園(プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で料理部門上位常連)
「コスパ重視」なら白水館、「食事が旅のメイン」なら秀水園、「雰囲気・泉質重視」ならおりはし旅館、妙見石原荘が候補になります。
次章の比較表で、4宿の特徴をひと目で確認できるようにまとめています。
【料金・泉質比較表】鹿児島の老舗旅館4選
| |旅館名 | エリア | 料金目安 | 泉質 | 創業 | 特徴 |
| 指宿白水館 | 指宿 | 2万円〜 | ナトリウム泉 | 1947年 | 砂蒸し体験可 |
| いぶすき秀水園 | 指宿 | 2万円〜 | ナトリウム泉 | 1963年 | 食事重視 |
| 妙見石原荘 | 霧島 | 3万円〜 | 炭酸水素塩泉 | 1966年 | 高級感◎ |
| おりはし旅館 | 霧島 | 3万円〜 | 硫黄泉 | 1879年 | 最古の宿 |
指宿白水館
場所、部屋数、開業、館内施設
指宿白水館は指宿市にある、部屋数196部屋、1947年に開業した旅館・温泉宿です。大浴場、砂蒸し温泉、プール、ラーメン屋などの施設があります。
旅館の情報
大浴場の元禄風呂が有名
元禄風呂は浮世絵が壁面に書かれた浮世風呂や、樽風呂や釜風呂など、江戸時代の社交場を広大な敷地の中に再現しており当時にタイムスリップしたような気分で温泉を楽しむことができます。
砂蒸し温泉の施設も併設
砂蒸し風呂の施設が併設されております。温かい砂をかぶせて体を蒸すという指宿温泉ならではの珍しい体験ができます。じんわり汗をかいた後に入る温泉は格別です。
砂蒸し風呂は宿泊料金に含まれておりませんが、宿泊者は1,540円で体験できます。
プールやラーメン屋といった施設もあり
夏場はプールが使用でき、リゾートホテルで過ごすような楽しみ方もできます。さらに館内には鹿児島ラーメンのお店「麺屋二郎」が入っており、ご当地ラーメンも味わえます。
指宿白水館の地元での評判
指宿白水館は、鹿児島在住の間、「指宿で一番大きな旅館」として何度も名前を耳にした宿です。
196室という県内屈指の規模、皇室の宿泊歴、砂蒸し温泉を館内で完結できる利便性など、他の宿と一線を画す理由として共有されています。
実際に指宿観光で何度か通りかかりましたが、広大な敷地と松林に囲まれた佇まいからも、「特別な日の宿」と評される空気感がはっきり伝わってきました。
口コミ
「鹿児島 砂むし温泉 指宿白水館」で贅沢なひと時を。江戸時代を再現した大浴場では美肌の湯が堪能でき、さらに指宿の砂むし温泉も体験可能。なんと美術館や庭園、鹿児島の焼酎を体験できたり、プールまであるので館内だけで十分楽しめます。 pic.twitter.com/XCPU3j4IFB
— ハイクオリティホテルズ (@HQ_HOTEL) April 21, 2024
アクセス方法など
宿泊予約
いぶすき秀水園
場所、部屋数、館内施設
いぶすき秀水園は指宿市にある、部屋数46部屋、1963年に開業した旅館・温泉宿です。大浴場、足湯、貸切風呂などの施設があります。
旅館の情報
プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選の料理部門で40年連続1位
日本で最も歴史のある国内のホテル・旅館のランキングで、約14,000の旅行会社へのアンケートから選出されております。腕の確かな料理人が創る、鹿児島の海の幸、山の幸をふんだんに使った料理が味わえます。
部屋数が少なめでゆっくりと静かな時間を過ごせる
指宿白水館と比較して部屋数が少なく、料金も高めなため特別な日に夫婦2人でゆっくりとおいしい料理を食べて過ごしたいといった方にぴったりな旅館だと思います。
貸し切り風呂もある
別途料金はかかりますが、自分たちだけの空間でゆっくり温泉に入ることもできます。半露天風呂になっており、錦江湾の風を感じながら贅沢な時間を過ごせます。
いぶすき秀水園の地元での評判
いぶすき秀水園は、鹿児島在住の間、「食事が別格の宿」として何度も名前を耳にしてきました。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で
長年上位に入り続けている実績は、地元の評判とそのまま重なります。
46室と規模は控えめで、その分もてなしが行き届く印象。
「指宿で食事を旅のメインに据えたいなら、まずここ」
というのが、地元で共有されている共通認識でした。
口コミ
秀水園めっちゃよかった🙆🏻
— Tomo (@Tomo65114904) October 22, 2023
全国旅館料理部門No.1はレベチだったわ https://t.co/Jyr7xjenMh pic.twitter.com/UudJpJvi6y
アクセス方法など
宿泊予約
妙見石原荘
場所、部屋数、開業、館内施設
妙見石原荘は霧島市にある、部屋数18部屋、1966年に開業した旅館・温泉宿です。大浴場、貸切露天風呂などの施設があります。
旅館の情報
川のほとりに佇む高級老舗旅館
妙見石原荘は天降川沿いにある妙見温泉の旅館で、夕食朝食込みで最低1名3万円以上と安くはないですが、特別な日に川のせせらぎを聴きながらゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
温泉が存分に楽しめる
施設内は足湯、大浴場、露天風呂3つと、さらに客室に付いている部屋もあります。総客室数に対して温泉が充実しているためプライベートな空間で温泉に入ることができます。泉質は炭酸水素塩泉で、メタケイ酸が豊富な美肌の湯となっております。
妙見石原荘は地元でどう語られているか
妙見石原荘は、霧島の温泉旅館の中でも「別格」として扱われる宿です。
霧島観光の際に何度も外観を見たことがありますが、深い木々に囲まれ、建物が森に溶け込む佇まいから漂う高級感は、道路から見ただけでも明らかでした。
実際に記念日に泊まったという人からは「霧島で本物の秘湯感・特別感を味わうなら石原荘、間違いなく満足できる宿だった」という感想を聞きました。
天降川沿いの渓流ロケーション、全18室の小規模さ、炭酸水素塩泉のやわらかい湯と、どの要素を取っても「特別な日に選ぶ宿」とおすすめできる、鹿児島を代表する旅館です。
👇観光も合わせて訪れたい方は霧島温泉の1泊2日モデルコースも参考ください

口コミ
ここが日本一の温泉!
— こやトラベル / Koya Travel (@koya_travel) July 29, 2023
と言う温泉愛好家も多いという
九州・鹿児島の高級旅館
「妙見石原荘」へ
大自然の中で浸かる
温泉の泉質はさすがで
石造の宿泊棟の雰囲気も
鹿児島の幸を堪能できるお食事も
これまでのお宿の中でも
トップクラスに満足度の高い
お気に入りの温泉宿になりました♨️ pic.twitter.com/FCjFcva5V4
アクセス方法など
宿泊予約
おりはし旅館
場所、部屋数、開業、館内施設
おりはし旅館は霧島市にある、部屋数13部屋、1879年(明治12年)に開業した旅館・温泉宿です。大浴場、露天風呂などの施設があります。
旅館の情報
明治12年創業で140年を超える老舗旅館
おりはし旅館は島津家の漢方医であった久木田五介および長男の五郎が施設を整備、創業したのが始まりとされ、当時は西南戦争で傷を負った薩摩藩の兵士が療養に訪れておりました。そのためこの温泉は「キズの湯」として広く知れ渡ったとされます。
全部屋離れで露天風呂付
敷地面積約10,000坪の中に13の離れがあり、すべてに露天風呂が付いております。内風呂と水風呂も全部屋付いておりプライベート空間で存分に温泉が楽しめます。
おりはし旅館が霧島で持つ存在感
おりはし旅館は、地元で「霧島で最も歴史ある宿」として特別な響きで語られる旅館です。
創業は1879年(明治12年)、霧島温泉郷で現存する最古の宿とされ、地元では「単なる老舗ではなく、霧島温泉文化そのもの」といった文脈で語られることが多くあります。
近隣には坂本龍馬とお龍が日本初の新婚旅行で訪れた塩浸温泉もあり、歴史的な物語との親和性も格別。「設備の新しさではなく、明治からの湯治場文化を肌で感じたい人」にこそふさわしい一軒です。
口コミ
2025/01 初おりはし旅館♡
— ウミオ♨️ (@onsenumio3324) January 28, 2025
Xでずっと気になってました。人気なのがわかるぅぅぅ!!
部屋露天の交互浴が最高すぎて時間が溶ける🫠#妙見温泉 #おりはし旅館 pic.twitter.com/Su0a3n4s6X
アクセス方法など
宿泊予約
👇じゃらんへリンクします
鹿児島老舗旅館に関するよくある質問【FAQ】
Q. 鹿児島で一番古い老舗旅館はどこですか?
A. 霧島温泉の「おりはし旅館」で、1879年(明治12年)創業です。
Q. 指宿と霧島、どちらの温泉がおすすめですか?
A. 砂蒸し温泉を体験したい方は指宿、渓流沿いの秘湯感を味わいたい方は霧島がおすすめです。
Q. 鹿児島の老舗旅館の料金相場は?
A. 2名1室で1人あたり2万円〜3万円が中心帯です。
Q. 一人旅でも泊まれますか?
A. 4宿とも1人でも泊まれます。
Q. 空港からのアクセスが良いのはどこですか?
A. 鹿児島空港から車で15分の「妙見石原荘」「おりはし旅館」が近いです。
まとめ 目的別おすすめ
・砂蒸しも温泉も両方楽しみたい人 → 指宿白水館
・食事を旅のメインに据えたい人 → いぶすき秀水園
・秘湯感と高級感を求める人 → 妙見石原荘
・歴史ある温泉文化を体感したい人 → おりはし旅館
👇おりはし旅館はじゃらんのみからの予約です
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