
・城山ホテルの朝食は本当に噂通り?
・桜島側の部屋にして、ちゃんと桜島は見える?
・車なしでもアクセスできる?
・1人1万円台後半の価値はある?
という方に向けて、鹿児島に5年住んだ経験のある筆者が、夫婦での鹿児島旅行で実際に泊まった体験を正直に書きます。
結論から言うと、名物の朝食ビュッフェは噂通りのレベルで、さつま揚げは絶品でした。一方、桜島は曇りで見えませんでした。それでも満足して帰ってこられた理由も含めて、良かった点も残念だった点もそのまま紹介します。
※宿泊は2022年4月です。料金・設備・営業時間は変わっている可能性があるので、最新情報は予約サイトでご確認ください。
城山ホテル鹿児島(SHIROYAMA HOTEL kagoshima)とは
鹿児島市の城山の上に建つ、鹿児島を代表する老舗ホテルです。市街地と桜島を見下ろす立地で、名物の朝食ブッフェと展望露天風呂「さつま乃湯」で知られています。
- 所在地: 鹿児島市新照院町41-1
- アクセス: 鹿児島中央駅から無料シャトルバスあり
- 風呂: 展望露天風呂「さつま乃湯」
- 朝食: 和洋ブッフェ(名物: 鰹節の卵かけご飯)
予約と料金|朝食付きで1人1万円台後半
予約は楽天トラベルからで、桜島側のスタンダードツイン・朝食付きプランを選びました。料金は1人あたり1万円台後半です。2026年7月現在でも検索すると、同じグレードのプランで1万円台後半、平日宿泊なら1万円台前半もありました。
鹿児島市内のビジネスホテルなら1泊5,000円台からあるので、正直安くはありません。ただ、後述する朝食と温泉まで含めて考えると「鹿児島旅行の記念の1泊」としては納得の価格でした。この記事を読んで合いそうだと思った方は、部屋タイプは「桜島側」を指定するのがおすすめです(理由は後述)。
部屋レビュー|桜島側スタンダードでも十分な広さ
泊まったのは桜島側のスタンダードルームです。
最初に部屋へ入った印象は「広い」でした。ビジネスホテルの客室とは明らかに違う余裕があり、夫婦2人でスーツケースを広げても窮屈さはまったくありません。特別フロアでなくても、スタンダードで十分快適に過ごせるサイズ感です。
そして城山ホテルは山の上に建っているので、桜島側の部屋は市街の夜景も見下ろせます。夜、部屋の照明を落として窓から見た鹿児島の街明かりはかなり綺麗でした。

正直レビュー|桜島は見えませんでした
この記事で一番伝えたいリアルな実泊レビューです。
私が泊まった日は曇りで、桜島側の部屋を指定したにもかかわらず、桜島はほぼ見えませんでした。
当然ですが、桜島が見えるかどうかは完全に天気次第です。「桜島ビューを楽しみに予約したのに曇りだったらどうしよう」と不安な方に、実際に見えなかった側の感想をお伝えすると、、それでも満足できました。
理由は2つあります。
1つ目は、桜島が見えなくても、市街を見下ろす景色と夜景だけで景観の価値が十分あること。2つ目は、ホテル全体のホスピタリティの高さです。スタッフの対応、館内の雰囲気、朝食、温泉。「景色が主役の宿」ではなく「滞在全体が主役の宿」なので、天気という運要素が外れても旅の満足度が崩れませんでした。
もちろん、晴れて桜島が見えたら最高だったと思います。ただ「見えなかったら価値半減」という宿ではない、というのが実泊した正直な感想です。
名物の朝食ブッフェ|さつま揚げが絶品だった
城山ホテルといえば朝食、というくらい有名な朝食ブッフェです。楽天トラベルの「朝ごはんフェスティバル」で全国準優勝の実績もある、日本トップクラスの朝食として知られています。実際に食べた感想は「噂通り」でした。
名物は枕崎産鰹節の卵かけご飯です。私が行ったときは鰹節はすでに削られた状態で提供されていましたが、ふわふわの鰹節を艶やかなご飯にたっぷり乗せ、甘い醤油でいただく贅沢は、名物と呼ばれるだけのことはあります。なお公式サイトによると、現在は職人が目の前で削る演出も行われているようです。
個人的に一番刺さったのは、さつま揚げです。これが絶品でした。鹿児島に5年住んでさつま揚げは食べ慣れているつもりでしたが、ここのさつま揚げはレベルが違います。ホテルメイドの揚げたてなので、スーパーで買うさつま揚げとは別物と思ってください。
他の料理も全体的に水準が高く、「名物1品だけのブッフェ」ではありません。郷土料理から定番まで、どれを取ってもハズレがない印象でした。
混雑について、私が泊まった時は7時過ぎに行って待ち時間なしでスムーズに入れました。会場自体が広いので、席の確保に苦労することもありませんでした。なお現在は60分制で、宿泊者は時間帯指定(7部制)になっているようなので、チェックイン時に早めの枠を確保しておくのがおすすめです。
ちなみにこの朝食、宿泊者以外が利用すると大人4,800円(2026年7月時点)です。朝食付きプランで泊まれば実質この価格分が含まれるわけで、「朝食のために泊まる宿」という評価は大げさではありません。
展望露天風呂「さつま乃湯」|夜は夜景、朝は市街を一望
大浴場「さつま乃湯」には夜と朝に入りました。
夜の露天風呂からは鹿児島市街の夜景が見えて、これがかなり良かったです。桜島ビューが有名な風呂ですが、夜は夜で「夜景の露天風呂」として楽しめます。
翌朝も入りましたが、朝は曇りで桜島は見えず。それでも高台から街を見下ろしながら入る朝風呂は気持ちよく、景色の満足度は天気が悪くても確保されている印象でした。
アクセス|シャトルバスで車なしでもOK
鹿児島中央駅から無料のシャトルバスを利用しました。
そこそこの頻度で運行されているので、時間は多少かかりますが大きな不便は感じませんでした。車なし旅行でも問題なく泊まれます。
1点だけ注意があるとすれば夕食です。私たちは夕食を外(天文館方面)で食べましたが、城山ホテルは山の上にあるので、市街へ出る・戻るの移動にそれなりに時間がかかります。外で夕食をとる場合は、シャトルバスの最終時刻を確認して、帰りの時間から逆算して動くのがおすすめです。
残念だった点・注意点
大変満足度の高いホテルですが、強いて言うならここが残念な点・注意点を挙げておきます。
- 館内がとても広いので、初日は迷いそうになります。エレベーターや大浴場の位置は最初に確認しておくと安心です
- 桜島ビューは天気次第。「絶対に桜島が見たい」なら連泊か、天気予報との相談を
- 夕食を外で食べる場合は移動時間を見込む必要があります(前述)
こんな人におすすめ
実際に泊まった上で、この宿が合うのはこんな人だと思います。
- 鹿児島旅行の「記念の1泊」にしたい人(初鹿児島の夫婦・カップルには特におすすめ)
- 朝食重視でホテルを選ぶ人
- 県内在住で、記念日に少しいいホテルに泊まりたい人
逆に、寝るだけの安い宿を探している人や、繁華街(天文館)に出て遅くまで飲みたい人には向きません。立地と価格の性格がはっきりした宿です。
よくある質問(FAQ)
Q. 部屋から桜島は見えますか?
A. 桜島側の部屋なら晴れていれば見えます。ただし天気次第で、私が泊まった日は曇りで見えませんでした。それでも市街の夜景や朝食・温泉で十分満足できました。
Q. 朝食の混雑はどうですか?
A. 私が行った7時過ぎは待ち時間なしでした。会場が広いので回転は良い印象ですが、時間帯によっては混むようです。早めの時間帯が無難です。
Q. 車がなくても行けますか?
A. 行けます。鹿児島中央駅から無料シャトルバスがそこそこの頻度で出ています。
Q. 夕食はどうすればいいですか?
A. ホテル内にレストランもありますが、私たちは天文館方面へ出ました。山の上なので移動時間とシャトルバスの時刻だけ注意してください。
Q. どんな部屋タイプを選べばいいですか?
A. 迷ったら桜島側をおすすめします。晴れれば桜島、夜は市街の夜景が見えます。スタンダードでも夫婦2人には十分な広さでした。
まとめ|「滞在全体」で満足できる鹿児島の記念宿
- 朝食ブッフェは噂通り。さつま揚げは絶品
- 桜島は曇りで見えなかったが、夜景とホスピタリティで満足できた
- スタンダードでも部屋は十分広い
- シャトルバスで車なしでもOK。夕食を外で食べるなら帰り時間に注意
「鹿児島旅行の記念にどこか1泊いいホテルを」と考えているなら、まず候補に入れて間違いない宿です。
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